行動を起こせないと悩んでいる方に読んでいただきたい今回の記事。
アファメーションをいくら唱えても行動を起こせない。
アファメーションジャンキーになっていませんか?
行動を起こすのに必要なことは「認知的不協和」です。
自分の中にギャップがないと行動は生まれてきません。
目次
1.アファメーションから行動を起こすには認知的不協和が必要
アファメーションを唱えていても行動できない。
そんな方もいらっしゃると思います。
なぜ行動できないのかのポイントをしれば、行動が出来るようになります。
原因を知って、そして改善していく。
何にでも根本的な原因が存在しています。
1-1.現状維持はあまりにも強い
恒常性維持機能(ホメオスタシス)は、人間の体温を司っています。
暑くなれば汗をかき、寒くなれば毛穴を閉じてガタガタ震えて体温を上昇させる。
このホメオスタシスの機能がないと、人間は体温を保てません。
この機能があるから人間は生きていけるわけですが、この機能があるから行動ができなくなります。
人間が最も心地の良い空間、コンフォートゾーンは現状維持です。
あまりにも現状維持の力が強すぎるので、ちょっとやそっとの好きなこと、楽しいことでは行動できません。
磁石のN極とS極を考えて見て下さい。
N極とS極は互いに引かれ合います。
現状維持はまさにこの磁石の力です。
行動を起こそうとしても、磁石に引っ張られてもとに戻ってしまう。
行動を起こす時に磁石の反発を使うと言うよりは、もう1つの磁石、ゴール側の磁石を使う必要があります。
1-2.楽しいことを考えていない
行動を起こすということは、ゴールに近づくという事です。
ゴールは心からはやりたい事、本当に欲しい事がゴールにはあります。
そのゴールに近づくために行動を起こすわけです。
ゴールを達成している時は、何物にも変えられない、素晴らしい状態になっている。
そう思ってアファメーションを行っていたり、セルフトークを整えるわけです。
少しでも近づきたいですよね?
自分が掲げたゴール、自分が楽しいと思っていることをゴールに設定しているので、近づきたいはずです。
でも行動できない。
ゴール設定を間違えていませんか?
ゴールを達成した時は、喜びや楽しさが爆発している時だと思います。
楽しいことを考えても行動を起こせないという場合は、ゴールを見返したほうが良いと思います。
1-3.ポジティブに点数をつける
我々は数字の中に生きています。
本来は不必要な数字を、たまには逆に活用してみようと思います。
ゴールの関係のあることをラベリングするワークをご存知ですか?
関係のあることはT、関係のないことをN、ゴール以外のことを考えたらDをラベリングします。
TはTrue、NはNil、DはDelusionと言います。
詳しくは博士の書籍をご覧ください。
すべての仕事がやりたいことに変わる―成功をつかむ脳機能メソッド40
これを真似て行動に伴うことに点数を付けていきます。
ゴールに近い行動を出来たら10点とか、ポジティブなセルフトークを出来たら5点とか。
1日の終りに点数を計算して、高得点を取れたらOK。
昨日より行動できたらハイスコア更新です。
ゲーム感覚で楽しんでみて下さい。
2.認知的不協和を味方につける
行動を起こすために必要なことは、認知的不協和です。
認知的不協和とは、相反する2つの現実が自分の中にあること。
より臨場感が高い方を選択肢します。
ゴール側の臨場感が高ければ、そちらを選択します。
でも現実はゴール達成していない、あれおかしいぞ?
そこから行動を起していくことがコーチングです。
2-1.ギャップである
認知的不協和とはギャップです。
自分がすでに達成しているはずなのに、現実の自分はゴールを達成できていない。
あれ、おかしいぞ?となるのが認知的不協和なんです。
僕が認知的不協和を感じたのは電車に乗っていた時です。
苫米地アカデミーからの帰り、電車に乗っていた時に急に思いました。
「あれ?なんで電車に乗っているんだろう…、俺は車に乗って移動しているのがゴール側だろ?」
強烈な認知的不協和を感じたことを覚えています。
そこからゴール側に行動したのは言うまでもありません。
まだまだゴールには遠いですが、毎日ゴールに近づいているのが分かります。
ギャプを感じることが、行動を生んでいく事に繋がります。
2-2.ゴール側を常に考える
行動出来る人間は、常に未来を見つめています。
ゴールのことを常に考えることが、行動力を生んでいきます。
多くの人たちは過去思考です。
未来を考えること、ゴールを考えることは未来志向です。
簡単に言ってしまうと、過去思考はネガティブ、未来志向はポジティブです。
常にゴールを考えていることは、自分がポジティブになっていく事です。
ゴールを考えていると、ゴールに関係することが少しづつ見えてきます。
そのゴールは達成したいものなので、自然と行動していくことになります。
2-3.ゴール側に関係のないことはやらない
ゴールを目指していると、ゴールに関係のあることが見えてきます。
ですが、全てがゴールに関係のあることだけではありません。
ゴールに関係のあることは行います、同じ様に関係のないことはやらない選択も必要です。
want toとhave toの関係に似ています。
やりたい事を徹底的にやることで、ゴールが設定できます。
同じ様に関係のないことはやらない。
関係のないことをやると、ゴールが遠ざかるだけではなく、行動も制限していきます。
ゴールに関係のない事を行っていませんか?
あなたが行動を起こせないのは、ゴールに関係のないことを行っている可能性があるからです。
3.行動を起こせる自分を作るために
アファメーションを行ってもエネルギーが出ない。
あなたのために、行動を起こせるポイントをお伝えしていきます。
読み進めて分かってきたと思いますが、行動力を生むのは認知的不協和です。
ゴール側の臨場感を徹底的に上げていくこと、アファメーションは臨場感をあげるプログラムです。
そして認知的不協和を産ませるための、行動力を産ませるためのものです。
アファメーションを勘違いしていると行動できません。
3-1.認知的不協和が行動を起こす
アファメーションで行動を起こせないのは、アファメーションがゴールになっている可能性があります。
アファメーションはゴールを達成する為のものではありません。
アファメーションは認知的不協和を起こすためのものです。
アファメーションを唱え続けてもゴールは達成できません。
行動を起こすためには何が必要なのか?
行動を起こすエネルギーは徹底的にやりたいことをやる。
ゴール側の自分は徹底的にやりたいことをやっています。
現実の自分はやりたいことをやれていません。
おかしいだろ!と本気で思えるようにする技術がアファメーションです。
臨場感が足りないと行動できません。
コンフォートゾーンをずらしていく事も、行動をさせるための技術です。
行動を起こすためには認知的不協和が必要です。
3-2.ゴール側の臨場感を徹底的に上げる
アファメーションはゴールの臨場感を上げる技術です。
自分のコンフォートゾーンは1つしか持てません。
現実の方が臨場感が強いので、コンフォートゾーンは移行しません。
徹底的にゴール側の臨場感を上げることで、コンフォートゾーンはゴール側に移行します。
ゴール側の臨場感にコンフォートゾーンが移行したら、現実との認知的不協和が生まれます。
ゴールを達成したいるはずなのに、現実の俺はまだ達成できていないぞ?おかしいとなる訳です。
それが行動のエネルギーを生んでいきます。
行動を起こすエネルギーは感情です。
徹底的に感情を強めることで、アファメーションは飛躍的に効果を発揮します。
言葉、映像、感情が認知的不協和の鍵であり、そのなかでも最も重要な部分が感情です。
感情が乗っていないアファメーションは、認知的不協和がおきません。
感情を殺している現代人から、感情を自由に出せる未来人になる。
それがアファメーションの正体でもあります。
3-3.最終的には行動である
ここまで行動できない理由と、どうすれば行動できるのかを書いてきました。
最終的には自分のマインドを信じて行動する事が必要です。
アファメーションやセルフトーク、エフィカシーを上げていくことは重要です。
ですがコーチングに最も必要なことは「行動」なんです。
マインドを上手に使っていくことで、そのエネルギーを内面から外側に放出していく。
コーチングは行動することそのものだと思っています。
アメリカの元祖コーチ、ルー・タイスも仰っていました「シャラップ・アンド・ラン」だと。
行動をして初めてゴールに近づきます。
アファメーションを唱えて「部屋に閉じこもって」いても何も始まりません。
ゴールを達成したかったら、ただただ行動あるのみです。
4.まとめ
いかがでしたか?
今回は「アファメーションから行動を起こすには認知的不協和が必要」をお届けしました。
行動を起こすことは非常に重要ですが、アファメーションや行動を起こすこと自体を勘違いしている方が多いので、今回のエントリーを書いてみました。
want toはゴールに直結します。
やりたいことを沢山見つけて、ガンガン行動していきましょう。
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