「抽象度」と「臨場感」の関係性とは?

「抽象度」と「臨場感」の関係性とは?

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

何やら聞き慣れない言葉ですが、苫米地式コーチングではポピュラーな言葉です。

パット見、芸術的な言葉なのかなと思ってしまえる抽象度と臨場感ですが、芸術とはまったく関係ありません笑

今回は抽象度と臨場感の関係性という事を考えていきたいと思います。

抽象度を上げすぎても臨場感は伝わらない訳です。

実体験をお話しする時は抽象度を下げる必要があります。

 

1.抽象度とは

抽象度とは

 

抽象度とは情報空間における、そのモノの一つ上の概念を指します。

例えばトイ・プードルの抽象度を上げると犬、更にその上は哺乳類、更にその上は…。

抽象度が上がれば情報が少なくなっていきます。

抽象度はパソコンで言うところの、フォルダの役割です。

 

トイ・プードルが1番情報を多く持っています。

オスの何歳で、色はレッドで…等、抽象度が下がるほどより具体的になっていきます。

 

あなたは話が抽象的すぎてよくわからないと、誰かに言われたことはありませんか?

それは話の具体性が無く、相手は抽象度のレベルを上げることが出来ないからです。

ですので例えば経済学者の言葉がなんとなく分かりにくいのは、彼らが具体的な施策を行っていない。

 

1-1.具体的な話は抽象度が下がっている

概念が上がるほど情報は少なく、シンプルになります。

具体的であればあるほど、情報が増えますので具体的です。

 

学者さんの話がなんとなく分かりにくいのは、抽象度が高い。

具体的な話では無いからです。

 

苫米地博士は「具体的な話ができなければ意味がない」と仰っています。

 

学者として抽象度高いことも話せるけど、相手に合わせて抽象度を上げ下げしないと意味がないと言っています。

相手に伝えようと思うと、具体的になってきます。

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1-2.抽象度を上げると何が起こる?

抽象度を上げることで、一体どんな恩恵があるのでしょうか?

自分が見ている視点よりも、高い視点を持つことが出来たら、きっと見晴らしがよく色々なものが見えてきます。

カーナビやGPSを思い浮かべてください。

 

広い視点で先を見て目的地までの最短ルートや、渋滞を回避することが出来ます。

 

これは物理世界での話ですが、情報世界(脳内)でも同じことが起こります。

 

今の自分の視点で物事を考えていても、考えられることは限られてしまいます。

高い視点で物事を考えると、より広い考え方で物事を見ることが出来ます。

その結果、今まである物事の1部分しか見えていなかったことがもっと広い部分、場合によっては全体を把握できる可能性が出てくるのです。

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1-3.迷路に迷った時は俯瞰して物を見る

あなたは今、アミューズメントパークの迷路で遊んでいます。

その迷路は、全体像が見渡せる場所に上がってから、実際に迷路の中に入る構造になっています。

 

全体像を一度見ているので、何となく自分がいる場所が把握できます。

 

まったく全体像が分からないと、自分がどこにいるのか分かりません。

駅の全体像をみて、現在地がどこか分かれば、目的地にどう行けばよいか分かります。

 

これって他の事にも応用できませんか?

 

人間関係がぐちゃぐちゃしてきたら、関わっている人達の相関図を作ると、問題になっている箇所がわかったりします。

 

こう考えると、自分のゴール設定にも応用できそうです。

まずは全体像を把握する。

そして部分を見ていくと、問題解決や自分がやりたい事が把握できます。

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2.臨場感とは

臨場感とは

抽象的な言葉には臨場感が湧きません。

なぜなら自分がそこに、臨場感(リアルな感覚)を持っていないからです。

非常に高い臨場感で抽象的な話をした場合、抽象的な話でも相手に伝わります。

臨場感とは話しているその人が、今まさにその場所にいる、その事を体感しているかの様な錯覚におちいってしまうほどリアルな様です。

それが現実と言えるかもしれません。

 

2-1.リアルとは現実

小説や映画は作り物です。

作り物にリアルな何かを感じるのは、強い臨場感を感じているからです。

物理空間、今時分が見たり触っている世界に強い臨場感を持つのは、1番の現実を感じるからです。

 

苫米地式のコーチングに求められるのはここです。

 

情報空間に1番の臨場感を持つことが出来れば、そこが現実になるんです。

 

これはコーチングを受けているクライアントにも通じます。

エフィカシーを高く現状の外にゴールを設定して、そこに1番のリアルを感じればそれが現実になるんです。

ゴールを設定したら強い臨場感を持ってもらうのは、まだ起こっていない未来の出来事を、出来るだけ現実に近づけるためです。

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2-2.人間は「現実」を2つ持てない

1番の臨場感をかんじるのは、物理空間、いま目の前でみている世界です。

情報空間にリアルをかんじて、物理空間にもリアルをかんじたらどうなるのか?

 

より臨場感の高いほうを、脳は現実だとにんしきします。

 

現状の外にゴールを設定し、そこにアファメーションで強い臨場感をもたせる。

 

現実の外がリアルに感じることが出来たら、そこに行こうとしまいす。

これを認知的不協和(にんちてきふきょうわ)と言います。

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それが苫米地式コーチングの1番重要なところです。

しっかりと臨場感をもたせれば、ゴールは達成することが出来るんです。

 

3.抽象度を下げて行動する

1度上げた抽象度を下げて行動すると、非常に高いエネルギーがでます。

物理空間では高層ビルからビー玉をおとすと、地上に落下したとき、自分の身長からビー玉をおとした時よりもさらに高いエネルギー(衝撃)がおこります。

これが情報空間でもおこっているんです。

 

非常に高い抽象度をものごとをかんがえていて、その抽象度を一気にさげると、とてつもないエネルギー(行動力)がうまれます。

 

抽象度をあげて思考し、そしてさげていくと答えが見つかったりします。

なぜなら1度上げた抽象度は、今抱えている問題のさきのほう、原因を見つけることが多いからです。

 

次の章で説明しますが、これが観自在(かんじざい)と呼ばれる現象です。

抽象度の自由なあげさげ、俯瞰でものをみることが自在にできる。

 

3-1.観自在、自在な視点で物事を見る

観自在は仏教の観音菩薩から来ています。

お経にも登場しますね。

 

この観自在菩薩は非常に色々な物事の見方ができたと言われています。

超訳「般若心経」 (PHP文庫)
超訳「般若心経」 (PHP文庫)

 

つねに抽象的な思考が出来ることが理想ですが、ときには抽象度をさげてエネルギーをだして行動してみましょう。

行動し終わったその結果を、抽象的なかんがえで眺めてみる。

この繰り返しで問題をみてみると、ほとんどのことが解決できるのではないでしょうか?

 

なぜなら俯瞰で物を見る、問題の先を眺めてみる、そして抽象度をさげて具体的に行動すれば答えを知っているわけです。

 

人生の迷路にまよったら全体を見てみる、そうするとゴールまでの道のりがわかります。

 

もちろん全てが当てはまるわけではないですが、大体のことは解決できます。

経済学者にたりないのは、具体的に自分でお店を経営するとかお金を投資して見ることですね笑

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4.まとめ

いかがでしたか?

「抽象度」と「臨場感」の関係性とは?をコーチング的な視点で見てみました。

抽象度を上げればより大きな高い視点で問題を見ることが出来ます。

そしてあれが答えだと思える所に下りていく。

抽象度を下げていくわけですね。

抽象度を上げすぎても、臨場感でカバーする。

これでほとんどの問題は取るに足りなくなりますね!

 

  • 抽象度を上げると俯瞰で物を見ることが出来る
  • 抽象度を下げるとエネルギーが出る
  • これで大体の問題は解決

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